top of page

猛暑の中、命を守る“体の声”、聞こえていますか?

  • blogmanager0
  • 8月8日
  • 読了時間: 4分

更新日:2 日前

ree

〜40℃超えの暑さが体に及ぼす影響と、熱中症から身を守る方法〜


毎日のように聞こえてくる「今日は全国で猛暑日です」というニュース。


最近では40℃を超える地域も珍しくなくなってきました。


「昔はこんに暑くなかったのに…」という声もよく聞かれますね。


それほどまでに過酷になった“日本の夏”。


そんななか、ふと「人間の体って40℃を超える暑さにどこまで耐えられるんだろう?」と感じたことはありませんか?


実は、人間の体温が40℃に近づくと、体の中では非常事態が起きています。


今回は、“40℃超えの環境が体にどんな影響を与えるのか”と、最も身近なリスクである「熱

中症」について、わかりやすくお伝えします。



ree

40℃超えの外気温、体はどうなる?


人間の体温は、平熱でおよそ36.5℃前後。


外気温が40℃を超えるということは、体が自力で熱を放出しづらくなるということです。


通常、私たちは汗をかき、その汗が蒸発することで体温を調整しています。


しかし、外気が体温よりも高くなると、汗をかいても熱が体の外に逃げていかず、“体内に熱がこもる”状態になります。


この状態が続くと、体は次のようなダメージを受けます。


◆体温調整中枢(脳)が混乱 ◆筋肉や臓器への血流低下 ◆汗による水分・塩分の急激な喪失 ◆めまい、吐き気、頭痛、意識の低下


内臓はどのように影響を受けるのでしょうか。


暑さで体温(深部体温)が上昇すると、血流は皮膚表面へと集中します。


その結果、肝臓・腎臓・胃腸など、内臓への血流が減少し、以下のような影響がおこります。


◆肝臓の働きが低下→代謝機能の低下 ◆腎臓の働きが低下→老廃物が排出しにくくなる ◆胃腸の機能が低下→食欲不振・消化不良・下痢や吐き気


とくに、もともと胃腸が弱い方、高齢の方は注意が必要です。 


最も身近なリスク「熱中症」とは?


熱中症は、体の中の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節ができなくなることで起こります。


【軽度】

めまい 立ちくらみ 筋肉のけいれん(足がつるなど) 大量の汗


【中度】

頭痛  吐き気・おう吐 ぐったりする 体温の上昇(38℃以上)

【重度】

   意識がもうろうとする 呼びかけに反応しない 体が熱く乾いている(汗をかかない)

ree

「これだけは知っておいてほしい!」熱中症対策のポイントをご紹介します。


✅【1】水分だけじゃなく“塩分”も一緒に


水だけを飲んでいると、体内の塩分濃度が下がり、“水中毒”のような状態になることも。


スポーツドリンクや経口補水液、塩飴、梅干しなども活用を。


✅【2】冷房は“賢く”使う


28℃を目安に冷房をつけ、室内でも熱がこもらないようにしましょう。


「電気代が気になるから…」という我慢が命取りになることも。


✅【3】首・脇・足の付け根を冷やす


太い血管が通っている部位を冷やすことで、流れている血液が冷えて、効率的に体温(深部体温)を下げることができます。


その際、冷感タオルや保冷剤を上手に使いましょう。(その部分に直接あてる)


✅【4】朝・夕の“涼しい時間”を味方に


日中の外出はなるべく避けて、涼しい時間帯に動くのが賢い選択です。


付録のお話

・深部体温とは、内臓の温度のことで、一般的に「体温」と呼ばれるものです。皮膚の温度が外気に影響されやすいのに対し、深部体温は一定に保たれています。


・人の深部体温はおよそ35℃〜41℃の範囲内で保たれており、これを超えると体は自力で元に戻せず、命に関わることもあります。



ree

この夏を“乗り切るカギ”は、自分の体に気づくこと。


猛暑は、ただ「暑い」で済むものではなく、命の危険すらある“災害級の環境”になりつつあるのです。


でも、ちょっとした対策と意識で、体への負担はグッと減らすことができます。


「のどが渇く前に水を飲む」「無理をしない」——そうした小さな気づきが、大きな守りになります。


この夏は、自分にも、家族にも、体にもやさしい行動を。


そして、調子がすぐれないと感じたら、ぜひエイトでのメンテナンスもご活用ください。


内側からの“整えケア”が、夏の疲れや暑さ対策にもつながります。


そして今月は、なんとエイトの日と銘打って、8日、18日、28日は、エイトメニューが、20%OFFでご利用いただけます。


このチャンス、お見逃しなく、あなたの‶体の声”に応えてあげましょう。


健康サポートセンターエイトのお問合せ、ご予約はこちらから

 ↓







Comments


bottom of page